気軽に組めるというコンセプトは良いです。従来の模型作りは手間がかかりますから。出来上がりもいい感じです。注意点ははめ込みにくい部品が結構あること。私もかなり破損してしまいました。ライト含む顔回りはきちんと部品を奥まではめ込みましょう。でないとボディに取り付ける際にボディとの間にスキマが出来ます。私は顔回りのユニットを接着剤で固定してしまったので、どうして隙間ができるのか分析するためにもう一回ばらす過程で破損しました。あとドアノブとタイヤ周りの黒い部品を折ってしまいました。ドアノブは両脇の突起が穴に入りにくいのでつい強く押した際に真ん中を押してしまいパキッとなりました。タイヤ周りの黒い部品は、一つの穴がどうしても入らず、穴を広げようとして一旦外すときに折れてしまいました。大きな部品はスナップフィットでもはめやすいのですが、後半に増えてくる小さい部品はスナップフィットに向いていません。普通の接着剤を使う方が格段に楽です。したがって、最後の方は加速度的にストレスが溜まります。ダメそうだったら、じっくり穴を広げるなどしてやりましょう。結局壊れた部品が多過ぎて、カスタマーでそれぞれ買うと高くなりそうなので部品取り用にもう一個買ってしまいました。涙

はめ込み式ということで素人に勧めようとしたが、内容を確認すると一般的なプラモデルのレベルだった。自分はプラモデルが好きなので組み立てるのは楽しいが「はめ込み式」＝「簡単」ではなかった。はめ込み式だと全体的に精度が要求されるが、精度も限界で、ゆるかったり固かったりで結局削ったり接着剤を使用したり嵌合を調整したりで中途半端な感じだ。良かった点はパーツがきれいに色分けされシールも結構よい感じだった事です。

ほとんど接着剤を使わずに組み立てられる．完成に1時間あれば十分．設計が優れている．隙間が生じた部位もあるが，ほぼ合格です．

ありがとうございました。

ウォーターライン では必需品。パネル2つつなげると、若干歪む。

結構楽に作れるし、短時間で完成するので、忙しい人用って感じ？1/3000だけあって小さくて駆逐艦はちょっと見れないほどのレベル。それ以外は結構、手を加えればカッコよくなるから、塗装の腕が試されるかも？

「トラック泊地」とされていますが、港湾施設など特定の造形があったこれまでの軍港と違いどうとでも取れる情景のため洋上モデルを飾るのに大変取り回しが良さそうです。ただ、その裏返しとしてトラック泊地を構成していた四季諸島・七曜諸島・八水道および小環礁群のただひとつも形成されてないので、トラックであることに強く拘りたい人には不満の残る構成です。実質的には同梱の艦艇の面子でトラックだと言ってるようなものです。そこは賛否両論でしょう。製品写真にある両サイドの陸地は一体成形ではなく海のボードに載せる形の別パーツとなっており、横つなぎや対面配置にもでき、載せずに海洋だけの表現も可能です。また、これまでの軍港では海の部分も塗装必須でしたが、今回は海のボード、陸地の緑などは写真のように配色済みです。ジョイントパーツは縦繋ぎ・横繋ぎのどちらの場合でも２つしか使いませんが、４つ付属しています。本製品と同じもの、若しくは別売りのNo.0 海面拡張パネルを継ぎ足す事が可能です。付属艦艇は戦艦「比叡」、航巡「最上」、川内型軽巡、工作艦「明石」、飛行艇母艦「秋津洲」、給糧艦「間宮」、吹雪型駆逐艦×４の、計10隻。駆逐艦はこれまでに吹雪型・白露型・陽炎型と来ていたので今回は別の艦型が良かったのですが、外洋の泊地には欠かせない明石、秋津洲、間宮がそろっているのはポイント高いです。付属品一覧には記載されてませんが、パッケージの絵にも書かれているように、なんと秋津洲が釣り上げている二式大艇もしっかり付属しています。同スケールの艦艇（特に空母の飛行甲板）と比較すると、二式大艇がどれほど馬鹿デカい飛行大艇だったのか実感できます。1/3000の二式大艇は、地味ながら稀有なモデル化といえるのでは？あと、このシリーズは、付属艦艇に何故か「最上」推しです。昔発売された物のリニューアル再販物なので、その港には寄港したことがない艦や同時期に寄港できるはずがない組み合わせなど、付属の艦艇のチョイスはわりといい加減なのですが、その中で最上がだいぶ特別扱いです。リニューアル元である元祖がそのチョイスだったからそのまま踏襲したのでしょうが、ではなぜ元祖がそのチョイスにしたかは不明。No1には有りませんでしたがNo2で「軽巡」最上(型)、No3で「重巡」最上(型)、そして今回のNo4で「航巡」最上です。これらは最上型と称している以上、鈴谷型とは違うのでしょうし・・・同型艦の三隈でもなく、恐らくは全部「最上」なんでしょう。No.3の重巡は軽巡にもできる取捨選択仕様で、No.2の軽巡はパーツさえあれば重巡仕様にできましたが今回の航巡は最初から航空甲板が成型されているので航巡以外には選択できません。しかし、残念ながら航巡であるはずの最上ですが、零観や瑞雲等の艦載機は付いてません。

ディティールアップを楽しもうと購入しましたが、実際の基地とは違いかなりざっくりした物でした。旧海軍基地と同じ金型に一部現代の構造物パーツを被せて再現する仕様なのですが、Google Earth等で見比べてみるとかなりアバウトなんで、正確に再現するなら一から作ったほうがはるかに早いです(笑)結構目立つ青いクレーンは現物と全く違う形状なので改造か自作で再現が必要。キットを普通に組むなら１ミリ角棒を刻んでコンテナに見立てて多数配置したり、黒いラインデカールで建物側面の窓を表現、塗装を淡めにして凝ればいい感じになります。

縦約１６ｃｍ、横約２７ｃｍ、厚み約３ｍｍ（海面）～１３ｍｍ（山地）。キットは第１～第４ドックと大和建造ドック。第１、２船台と呉鎮守府（一部）等を再現しているようです。メインはやはり！、大和建造ドックでして、情景ベースの真ん中に位置。しかしながら、先発の港湾シリーズと同じサイズ故、船台や港湾施設の比率が大きく、箱画ほど「海が広い」訳ではありません。同梱の艦船は「大和（副砲４基仕様）」、「長門型」、「古鷹型（単装主砲６基仕様！）」、「高雄型」、「最上型（主砲選択で軽巡／重巡）」、「陽炎型（２隻）」、となっています。（最上型は「佐世保軍港」にもあるものの、砲塔選択はできません。）長さ約９ｃｍ（大和）～４ｃｍ（陽炎型）、幅は皆々１ｃｍ前後。部品数は１発抜き（駆逐艦）～１３点（大和）と手軽。あとは塗装で勝負！？この呉だけを買ったなら満足度は高いかもしれませんが、大抵のマニヤはそうはいかない筈。高雄型や長門型、最上型はダブり感。どうせ呉なら「扶桑」か「蒼龍」あたりが欲しかったですね。（扶桑の場合、艦橋を選択式にすれば山城にもできそうですが。）既発キット同様に、塗装がすべて。白サーフェイサーを吹いてから箱画を頼りに港湾施設をカッコよく塗り、汚し塗装も加えましょう！

とにかく、100均でもいいので、アクリルなりなんなりで、海だけ塗ると、それらしく見えてきます。あとは、デカールがあるので好きなようにしても、薄眼で見たら港に見えてくるでしょう。ガンダムマーカーとかで、汚しを容れれば入れるほど、良くなっていくようです。1/3000の模型って、数少ないですが、ヤマトのメカコレにも一部ありますし、マクロスにも同じ縮尺があります。ガシャポンにも、ほんの一部あったりするので、探すのも面白いでしょう。場所をとらないのが良いです。